ハイスペ男子とマッチング。そう上手くいかないのが人生。一喜一憂喜劇

2022年10月12日

金融関係、年収800万、29歳。
ハイスペック男子と婚活!!



先日柄にもなく少女まんがを読んでみました。
ネットサーフィンしてると必ずマンガの広告につかまります。(やるなピッコマ!!)
え?なになに次がめっちゃ気になるんですけど!!ってとこで無料分が終わってしまうのでつい購入してしまう。
いいカモなわたし🐤
少女マンガ読んでると昔のこととか思い出しちゃって。甘酸っぱい系のやつね。
なんかいろいろ回想していたら、がむしゃらに婚活していた時のこととか鮮明に思い出してきた。。これを機にちょっと赤裸々に語ってみようかな、と思います。(ちょっと赤裸々って何よ)

婚活に人生かけてた30歳。
週4で仕事終わりにマッチング相手とご飯を食べに行き、休日には昼に渋谷、夜はまた別の人と千葉でお食事!ってな感じでとてもパワフルに動いてました。

30分前まで少女漫画を読んでいた私からしたら
「運命もくそもねーな!」って感じですが、当時の私は数撃ちゃ当たる戦法だったし
結果当たったので結果オーライ。

5年も前だしかなりの人と会ったので、いい意味でも悪い意味でも印象に残ってる婚活の思い出を書いていこうと思います。

まず一番最初に思い出すのは、職業金融関係、年収800万、マエケン似の広瀬さん(仮名)29歳。
わたし結構マエケンのごつごつっとした顔好きなんです☺
それに20代で年収800万って純粋に立派だなぁと。
最初の印象が良かっただけにどんどんダダ滑っていく広瀬株。
相手の様子を見ながら距離を縮めていかないとだな、と改めて思い直させてくれた人でした。


完璧なデート


最初のデートは肉バルデート。
駅で待ち合わせ。あの写真の感じだとあんまり実物と変わらないだろうなぁ、と思っていたら
前から写真の通りの人が歩いてくる。写真はパーカー、デニムと言ったラフな格好で写っていたので、「こんばんは。」と声を掛けてきた男性がスーツを着てとてもシュッとしていたのでなんだか興奮した(笑)ギャップとは最強の武器である

お店に向かうまでの会話はいつも誰とでも大体同じ。

「職場からここまでどのくらいかかりましたか?」
「えー。ちょっと遠いですね💦私に合わせてくれてありがとうございます。」
「今日のお店よく行くとこなんですか?」

程よい距離と程よい情報量。会話も広がり感謝も伝えられる。
駅から歩いて5分圏内の場所まで行くのだと、ついたときにちょうど良い所で会話が終わるので
基本これしか話してません。

言い忘れていたんですけど、私狙った獲物を逃したことがありません(笑)
反射的に人の顔色を窺ってしまう癖があるのですが、よく言えば空気を読めるということなので
婚活では男性を気持ち良くさせるおしゃべりができていたんだと思います。
皆さんも短所だと思っている部分が実は武器になることがあるので、ぜひ自信をもって✊(何様よ)

お店についてからも変わらず広瀬さんはシュッとしていて、ごはんもお酒もおいしい、初回とは思えないほど他愛もない会話ができて、え?何これ?楽しすぎて怖いってくらい、めっちゃエンジョイしてました。

お会計しようとお財布を取り出すと
「もう済んでるから大丈夫。」

す、す、すきになってまうやろー!!!!!(古い)

2件目に行くと私のボロが出ると思い解散。

え?なんかめっちゃいい感じだった。。
え??あんな素敵な人存在するんだ。。。
え???結構早めに婚活終われる感じ。。。。

と興奮気味に電車に乗る私。
ドアに近づきすぎ&興奮しすぎで曇るドア。
お恥ずかしい。

ちょうど家に着くころに
「今日はありがとう。来週もご飯行きませんか?」とラインが。

よっしゃあ!!!!

来週のデート、高低差で耳がきーんてなるとも知らずにガッツポーズ。
なに着て行こうかなぁ。次はあっちに合わせて場所決めたほうがいいかな。仕事早く終わると良いなぁ。と乙女全開なわたしに、ちょっと落ち着け、と言ってやりたい。


キャラ変な広瀬さん


2回目のデートはカラオケ(だったような。。。色々衝撃だったため記憶混乱)
少し早めに待ち合わせ場所に到着。トイレに行き全身チェック。
いくつになっても可愛いと思われたいのが女心

よし!!!気合いを入れて向かうと彼が手を振ってきた。

彼「行こうか。」
と低めな声が素敵やん。。と思っていたらなぜか肩が重くなった。

ん?と思って隣を見ると、私の腕に手を絡ませて肩に顔スリスリしてるマエk。。じゃなかった広瀬さん。

あれ。。。
あれれれれ。。。。???
どう反応すればいいんだろ。。
と思ってあせあせしていると

彼「会いたかった。。」とほほを赤らめている

会ってなかった1週間の間になんか火がついてしまったらしい。

カラオケついてからはもうグダグダです。
ずっとぐいぐいにゃんにゃんな広瀬さんに距離を取りたい私。

退室時間になり、あぁやっと帰れる。。。と思いながらお会計の列に並ぶと
。。。あれ。広瀬さんどこ行った??

はい。消えました。
え?何のやり取りもなしに??
前回払ってもらったんで今回は払いますよ、てきなやつやってないのに??

お会計が終わるタイミングで戻って来る
絶対見計らって出てきたでしょ!!!!
しかも言われたセリフが「終わった?」だった。
え~。そこはありがとうかご馳走様じゃないんかーい。
前回と別人過ぎて感情が追い付かず脳死

2回目のデートは脳死したまま解散した。
初回と2回目のギャップがありすぎて今後どうしたいかがわからなくなった。
悶々もやもやしていると、広瀬さんからラインが来た。
土曜日スイーツ食べに行こうよ!
…悪い人じゃないしな。3回目のデートでどうするか決めよう
「いいですね!行きましょう」と返信

彼「車で迎えに行こうか??」
私「都内だったら電車のほうが動きやすい、家まで遠いから大丈夫ですよ」
と返しながらも、迎えに来てくれようとした気持ちが嬉しかった。
またこちらの気持ちも上がって来そう!っと思った矢先
彼「迎え行くって」
私「。。。じゃあお願いします!(ちょっとしつこいな)」
彼「その代わりおごれよな。」

。。。おん?急にのオラオラ系????
なに?ビリーミリガンなの???
しかもいらんって言っているのに迎え来てなぜ私が驕らなきゃいけないんだよ!!!
やり方詐欺師じゃん!!
光の速度で冷めていく私の気持ち。
『さよならー』だけ送って彼との関係は終わった。


記憶に残るマエケン

もっとゆっくり距離を縮められていればまたちょっと違った関係になっていたんじゃないかなーと。最後のセリフも、もっと仲が深まってから使われていたら感じ方はそんなに悪くなかったと思います。結構リスキーなので、狙っている人のは使わないほうが良いと思いますけどね(笑)
勢いも大事だけど、相手のペースにも合わせることも大事だなぁと勉強になった出会いでした。
ありがとう、マエケンさん!!!

  |